2012/12/05

「無題」


たぶんここからの夕陽は誰も撮ったことがないはず

地図で見るように島の形がよく分かった



2012/12/04

「さよなら無人島」



無人島生活が終わった

昨年の夏から始まったこの生活

ひとつひとつを思い返そうにも
映像が海底に映る光のように揺らめいて
寄せては返す漣のように浮かんでは消えてゆく

水面の煌きも
星々の顰めきも、今は遠く
ただ、記憶の波間に身を任せて